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いまだにcanonical属性は信用できない

結論としてcanonical属性をあまり信用してはいけません。
最近はURLの正規化をcanonical属性で対応しようとするウェブマスターの方が多いのですが、
2010年11月現在いまだに適切に対応できない検索エンジン(Yahoo,Bing)があるので、あまり利用しない方がよいです。

それは何故かというと、以下のようなことがありました。
お客様から「Yahooにてインデックスされているのに、Googleでは全くインデックスされない」というサイトのご相談を受け、調べたところ、canonical属性内に記載されているドメインが間違っていることに気が付きました。

例えば実際のドメインが"http://www.xxx-xxx.com/"だとすると、誤ってcanonical属性内に関連親サイトのドメインが以下のような形で記載されていました。

<link rel="canonical" href="http://yyy-yyy.com/">


これは検索エンジン的に見てとても違和感のあるソースだったはずですが、この状況への対応が検索エンジン毎に異なっていました。
以下、各検索エンジンの対応状況です。

1)Googleの場合
元々のドメイン"http://www.xxx-xxx.com/"がまったくインデックスされていませんでした。
link:http://www.xxx-xxx.com/で検索すると、"http://yyy-yyy.com/の外部リンク"が表示されていました。
⇒つまりGoogleはcanonical属性をかなり適切に処理していることが分かります。

2)Yahooの場合
元々のドメイン"http://www.xxx-xxx.com/"がインデックスされており、link:http://www.xxx-xxx.com/で検索すると、 元々の"http://www.xxx-xxx.com/の外部リンク"が表示されました。
⇒つまりYahooはcanonical属性を全く無視しているということが分かります。

3)Bingの場合
インデックスに関しては、Yahooと同じ状態(つまり元々のドメイン)でした。

上記のような状況が発生する理由として、YahooとBingは 1)canonical属性をいまだに適切に処理できていない 2)処理できているが、記載が誤りだと認識し、意図的に無視している と2パターン考えられます。
(まあcanonical属性登場初期のYとBの対応状況の悪さから判断して、おそらく1)ではないかと思えますが、)

上記からcanonical属性は検索エンジンによって効果が変わる極めて不安定な要素であると判断できます。
今後YahooがGoogleになるため、当属性への対応状況はかなり良くなると思われるのですが、出来るだけ避けた方がいいことは確かです。

以前から言われているように、サーバーでのリダイレクト設定やmeta refresh等が出来ない状況にあるときに、最終的な手段としてcanonical属性を用いるようにしましょう。

スタイルリンク 技術チーム